相手が視線を落としたら?

相手が視線を落としたらどうする?

目の前の異性(同性でもいいですが)との会話をどう進めていったらいいかなぁって思うことはないですか?

もちろん、お互いに和気あいあいと笑いあったり、声も元気に「話にノッテる」感があったりすればわかりやすいです。もうそのままどうぞ!! です。笑

知りたいのは、ふと会話が途切れた時、もしくは話題が変わった時、相手がどのような状態なのか?このまま話を進めてもいいのか、何か質問したらいいのか・・・

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多くの場合、視線を下に落とした時は、「自分との対話」を行っていることがあります。

過去の体験を思い出していたり、自分の中でグルグルと考えを巡らせている。もしくはその話題を自分が体感しているときを想像しているのかもしれません。

そういうときは、沈黙を恐れないことが大切です。じっくり考えさせて、思い出させてあげてください。そして、「身体感覚」的な言葉を投げてあげることが大切です。

  • どのように感じましたか?
  • どう思われましたか?
  • 緊張されましたか?
  • 何かこころに触れるものはありましたか?

行動を急がせるようなこと、結論を表明しなくてはいけないようなことは、マイナスに働くことがあります。

うつむき加減の女性が、ときに神秘的で、アンニュイ(物憂い様子:なにか別の考え事をしている様)なのは、そのためなのかもしれません。

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相手の変化に気づくこと Notice other’s slightly change on their attitude

ふと相手の表情が変わる時

(English contents are at the end of this article)

気のおけない友人との会話は楽しいものです。
しかし、普通に会話をしていてもふと、相手の表情の変化に気づくことがあります。

ん?あれ?いつもと違う・・・

多くの人が取るそこからの行動は2つにわかれます。

  • そのまま気にせず話を進める
  • 気まずさを感じて、話をごまかす

表情の変化っていったい何なのでしょう? 視線の変化、呼吸の変化、体の緊張感、姿勢の変化・・・いろいろな変化は相手の考え方や気持ちの変化に密接に関係しています。

どうしたらいいんだろう?

ラポールを取るとは?

心理学用語でお互いに信頼している関係性を表す言葉で「ラポール」という表現があります。

ラポール (rapport) とは臨床心理学の用語で、セラピストとクライエントとの間の心的状態を表す。
もとは、オーストリアの精神科医フランツ・アントン・メスメルが「動物磁気」に感応したクライエントとの間に生じた関係を表現するために用いた語である。その後、セラピストとクライエントの間に、相互を信頼し合い、安心して自由に振る舞ったり感情の交流を行える関係が成立している状態を表す語として用いられるようになった。カウンセリングや心理療法をどのような立場から行う場合であっても、ラポールは共通した基本的な前提条件として重視されている。(Wikipediaより)

コミュニケーションが円滑に進むためにはラポールが形成されていることが必須です。
ではどうやったらラポールが築けるのでしょうか?

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何を考えているのか?

どうしたいのか?

どうしてあげたらいいのか?

コミュニケーションの大原則

正常な、というか気持ち良いコミュニケーションのフローは下図のようになります。

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ラポール形成までには多くのプロセスがありますね。これらは初対面の人間関係構築だけではなく、会話ごとに常に変化しているものなのです。

例えば仲良しの友人と一緒にランチする提案をする会話でも、このフローは必要です。

そしてその中でもまず直面するのが最初の「キャリブレーション」です。「観察」「調整」とも訳されますが、もっと簡単に言えば「顔色をうかがう」です(笑)

「顔色の変化」に関して、どう対応して、ラポール形成して、目的の会話とするか。
次回からはこのフローの詳細についてまとめていきます。

Sometimes we notice person’s change, slightly change when we are talking.

Eye contact, some body movement, breath, etc.

there are two choices
– Don’t worry, I just talk
– I feel something strange, so I quit this topic and change other topics.

The ability of finding or noticing the slightly change of persons you are talking is really important for communication.

There is an important process for communication.
calibration -> pacing -> keep rapport -> leading

It means
– checking the people/topics/information carefully (calibration)
– try to have a communication somehow(pacing)
– getting relationship between two
– leading others for your purpose

Noticing others change is calibration stage.

I’ll write down this calibration stage in detail to next.

なぜ貴方のムービーは退屈で、言いたいことが伝わらないのか

ムービー編集の考え方

I prefer to make movies using iPhone. and describe how to edit these movies effectively.

私は専門的な映像制作を習ったことはありません。ただ、引き込まれるように見てしまうCMや映画、ドラマ、小説には何か共通点があると思って、なんとなく形だけを真似ていました。

NLPのトレーナーとなり、その手法の根底にある1つがわかり、最近流行のiPhoneなどでのムービー投稿に生かしています。

ネステッド・ループ

I use “Nested loop” NLP technique for my editing. That is, split several stories and merge with several chunks.

「映像制作 ネステッドループ」と検索しても手法解説は見つからないところを見ると、一般には教えていないのかもしれません。 ネスト=巣です。「話を入れ子」にすることです。

小説や映画の場面変換でよく使われています。サスペンス映画の冒頭でいきなり殺人が起こり、そして平穏なシーンへ、またその途中で違うシーンに飛んで・・・というのは経験あるかと思います。

物語をバラバラにして入れ子状態にするのです。

スピーチでも活用できます。 なぜそういう作り方をするのか、どんな効果があるのか、そして素人はどうやって作るのかを解説します。

脳は空白を埋めたがる

Brain want to create the lost peace  in a story. Nested loop uses it.

「冒頭の殺人シーン」が途中で終わり、違うシーンになると、脳は「あれはこの話とどう関係するんだろう?あの先はどうなっているのだろう?」と考えはじめます。

考えられる効果は

  • 切り取られたシーンのメッセージが強く残る
  • 先が知りたくなり、物語に引き込まれる
  • 脳が推測や詮索をはじめるので活性化する(退屈しない)

などです。

今回、「初めてのランニング」にチャレンジするNLPの先達、石川美樹さんと走った様子をiPhoneカメラとMac Book ProのiMovieを使って編集しました。

この映像サンプルを利用してネステッドループを説明します。

メインの出来事だけを合わせた退屈なムービー

Time step editing, It is usual but boring 🙂

多くの方が「イベント」の出来事だけをムービーにします。 今回であれば「待ち合わせて」→「走る」 それだけをムービーにするとこうなります。(約20秒)

ほのぼのしていて、これはこれで良いです(笑)

こういう構成です。 1-1 私は、「あー、楽しかったのね」に加えて、「ランニングすることが素敵なこと」「20分走れるかしら?の不安から60分走りきってしまった達成感」「この2人と走ってみたいと思わせる魅力の引き出し(笑)」をムービーに入れたかったのです。

メインの出来事に、他のメッセージを合わせたムービー

Time step chunks with other stories. It’s better

そこで、待ち合わせ場所まで走っていく間と、シューズを履くシーンを別で撮影しておきました。

それを時間軸に合わせて編集すると次のムービーになります。(約30秒)

こういう構成です。先ほどのものに2つの物語を時系列で入れました。 スライド2 すこし「物語性」が出てきました。でも時間軸に沿っているので退屈でな感じは否めません。

ネステッドループを入れて意味付けを練り込む

Using nested loop

さて、いよいよ編集の本番です。石川さんとのランニングストーリーはほぼ残しておきながら、追加の物語を断片化して埋め込みました。 こういう構成です。

スライド3 シューズを履いている、1人で走っているという独立した物語をネストにしてメインの物語に入れました。

本来は時系列の出来事をバラバラにして単独で意味づけを持たせました。 これにより、石川さんとのランニング物語に

  • ちょっと速度を上げて走っているランニングのパワフルさ
  • シューズを履くという「スポーツメーカーのCM」みたいなカッコ良さ
  • シューズを履くシーンという見慣れない緊張感

これらメッセージが埋め込まれ厚みが増しました。また、石川さんとのランニングも部分的に切り取り、画面が一定に流れないよう、常に次に何が起きるのだろうという緊張感を維持しました。

ネステッドループのクロージング

さて重要なのは、入れ子の終わり方です。今回のムービーの目的は「ランニングは成功した」というメッセージなので、それぞれの物語は「成功裏に終了」していることが必要です。

  • シューズは履き始めから、紐を締め終わり立ち上がる直前(作業完了)
  • 小林1人ランニングは不安げな表情から口を閉めた自信のある表情(満足)
  • 石川さんとのランニングは「20分過ぎた〜やったー」的メッセージ(成功)

で閉じています。 これによって、3つの物語が「成功裏に完了!」しました。だからとても楽しい(楽しさ3倍?)に見えるのです。

もし、これらクロージングが曖昧だったらどうなるでしょう?そうですそれが映画の予告編です。だから物語の終わりを見たくて本編を見たくなってしまうのです。

おまけの編集

ネステットループとは直接関係ないのですが、他に2つの編集技術を利用しています。

  • 映像の着色フィルター

ムービーの前半は、これから走る緊張や不安を出すために「ブリーチ」フィルタを使って浅い色にしています。シューズの色で比較するとよくわかります。

後半は黄色を強くして、熱気に溢れている、盛り上がっている感じにしています。

  • Ken Burns

撮影後の画面に後処理でズームは移動(パン)などを付ける手法です。

石川さんが楽しげにしていることを強調するために、部分的に石川さんの顔が大きく映るように編集しています。 さてこれらを入れた最終ムービーです。(約30秒)

以上が私が良く利用している編集に関する考え方です。セミナーやランニングをやりながら合間で撮影するものなので、メインの流れを撮影しておくのはもちろんですが、「意味づけ」を加えられるような素材を余り時間で撮影しておくのは、編集の時に大きく助かるかと思います。

皆さんのご意見をいただければとっても嬉しいです。

「お願い」が確実にOKされやすい、もう一つの頼み方

小さなお願いからスタート

前回の記事で、「お願いごとは、大きく頼んで譲歩すると3倍の効果がある」と書きました。 実は、全く逆の方法があり、私はこちらの方が確実だと思っています。 何気なく日常に潜んでいる方法なのです。

 

一貫性の原理(フット・イン・ザ・ドア テクニック)

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人は、自分の考え方や振る舞いに関して「一貫している」ことが大切であるという社会通念があります。 例えば「Aをする」と口にだしたら「やっぱりBにする」とか「Aをしない」とやめたりするのはいけないことだという考え方です。

 

 

スーパーなどの試食コーナーで、試食品を手渡された時のことを思い出してみてください。

・楊枝に付けられたサンプルを「手渡された」
→ 手渡しという作業を相手にされた

・お味はいかがでしょうか?と「質問された」
→ 返報性の法則で相手に借りを返してあげたいと思う。

・アッサリしていて美味しいですなどと「肯定的な答えを返した」
→ 返報性の法則で相手に良い回答をした。
→ 商品に関して肯定的な評価を下した自分に気づく。

・他の質問もされ、それらについても「肯定的な答えを返した」
→ 商品に関して、肯定的な評価を何度も行った。

・「キャンペーン中で安い」などお得感をだされた
→ 肯定的な評価をしているものを購入しないのは自分に一貫性が無いと感じる
→ 買ってしまった。

洋服を見ていると店員さんがそっと来て・・・

・何かお探しですか?と聞かれた?

・春物のジャケットを「探している」と言った
→ 購入予定のものを公言した。

・こんなのはいかがでしょう?と「2、3着持って来てくれた」
→ 店員さんに作業をさせてしまった。

・ 鏡の前で試着してみる
→ 返報性の法則で、相手や商品に肯定的な評価をしたくなる。
→ 商品に関して肯定的な評価をした自分に気づく。

・ サイズは合っていますか?と必ずYesの回答を「質問される」
→ サイズは合ってますと事実である肯定的な評価を繰り返し口にする

・ 在庫が少ないなどの希少感、キャンペーンなどのお得感を言われる。
→ 「服を探している」と口にして肯定的な評価を繰り返しているものを購入しないのは自分に一貫性が無いと感じる
→ 買ってしまった

 

「あるあるある・・・」じゃないですか? 笑

一貫性の法則を断ち切るには、最初に同意しないか、プライドを捨てて「やっぱり止める」と言うしかありません。

 

 

時としてこれらを悪用して無理な契約などに結びつける人もいます。残念なことです。

しかし人間は時として背中を押されないと、良い選択もしない「現状維持のバイアス」もかかっている動物です。

良い製品、良いサービスに関してこれらを積極的に活用したいですね。


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【読書メモ】「嫌われる勇気」岸見一郎/古賀史健

思ったように事が進んでいない人に絶対オススメ

嫌われる勇気

フロイト、ユングは聴いたことはあっても、「心理学の三大巨頭」の一人であるアドラーの名前を知っている人は少ないと思います。かくいう私もそうでした。

安藤美冬さんが「2013年呼んだ本の中のベスト」と書かれていたので即買いしました。
自分の中でちょっとバラバラ気味だった「成功哲学」や「引き寄せの話」や「NLPの手法」が1つにまとまり、しっかりとした軸が出来た感じがします。

「よーしがんばろう」と思うと、何か障害が出て来る。「行動の理由は明確なんだけど、心の奥からワクワクしない、だから先延ばしになる」こんなことってありませんか?

あなた自身の不幸はあなた自身が「選んだ」もの

人は常に「変わらない」という決心をしている

様々な口実を儲けて人生のタスクを回避しようとする事態を指して、「人生の嘘」とよぶ

厳しい言葉の連発だし、「それはわかっているんだけどさぁー」ということに関して「哲人」とそれに歯向かう「青年」の会話で深く落とし込んでいくので読んでいくとなるほどと納得です。そして確信の

すべての悩みは、対人関係の悩みであり、対人関係からの自由とは、すなわち他者から嫌われることである

という題名につながる強烈なセンテンスが、ちょうど本の中盤にあります。

後半はこれらから前に進む話になります。つまり「過去を断ち切り、今これからをどう生きるか」です。

・自分の課題と他者の課題を切り分けること
・より大きな共同体の声を聴け
・勇気づけというアプローチ
・ここに存在しているだけで価値がある

そしてこれら項目を順に読んでいくことで「コミュニケーションの道具の集合体」のNLPと「引き寄せの法則」が、実は同列に並んでいたのだなと気づきました。

NLPでは、トラウマがあったとしても、そのトラウマに戻って原因を解消するというよりも、今、この状態でそれをどう捉えどう変化させるかにフォーカスします。

また、「引き寄せの法則」もこれから進もうとする純粋な願望による行動だと考えています。

まとめ

「前に進むためにはこうしたらいい」という一般公式に関して胸の中に”ザワザワ”っとしたものを感じたり、願ったり、アファーメーションを繰り返しても効果が今ひとつという方は、この本の根本を腑に落として、新たな気持ちでそれらを再スタートするともしかするとうまくいくかもしれません。

私の「断酒」が、心地よくうまくいっているのもこの本が下地です。別に呑んでもいいんですが、それは人生の脇に置けたというあっさりとした方向転換のような気持ちです。

「あたまでは判っている、聴いたことがある」ことを、執拗なほどの「青年」の反論に「哲人」が穏やかに例えをいれながら答えていく流れは、様々な現場で利用できる内容だと思いました。

五感に訴えて断酒してみました “I’m on the wagon”

2年ぶりくらいかにお酒を断ってみました。

私の友人の方は本当にビックリされるかもしれませんが、毎日沢山呑んでいたお酒を断ってみました。
My friends must be surprised hearing “Kobayashi is on the wagon”.

とはいえ、まだ3日程度ですが・・・多分「呑む理由」がもの凄く強くならない限り、しばらくは呑まないのではないかと思います。

なかには「またか!」と笑う方もいるかと思いますが、いままでの「我慢」とか「願掛け」ではなく、NLPの技術を使って瞬間的に「アルコールを摂取しなくてもいいマインド」にしてしまいました。

さてその方法の背景です。

1.目的が明確であった (Well formed goal)

今後の人生の目的/目標に向かって、数多くのことをこなしたい時に、明らかに飲酒による身体のダメージがロスに感じられました。もちろん懇親の場としては大好きなのですが、私に自制が効かないのです。

これに関して、気持ちよく仕事やトレーニングをしている様子を「五感たっぷりに」「自分がコントロールして」「周囲も喜んでいる」イメージを持ちました。なんかワクワクしましたね。

2.身体感覚の部分だけは残した (modality) 

僕は、ビールの炭酸の喉越しが好きなのかもしれません。ノンアルコールビールや、炭酸水を呑むことは許可しています。

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3.酔った状態を「不快なもの」として記憶させた (anchoring)

1番の逆で、酔ってパフォーマンスが落ちている状態、軽い二日酔い状態を強烈に思い出して、それに悪いイメージを植え付けました。イメージは、朝風呂で後悔しているビジュアルを結びつけました(笑)。

それぞれ違うNLPのパーツを混ぜて今回やってみています。さてさてどうなることか!!

2/27にフォトグラファーとスタイリストとともに写真を通じてコミュニケーション力を高めます!
「魅力を発見する!フォトコミュニケーション」
http://kokucheese.com/event/index/148991/

I used three NLP technique for this purpose.  1) Strong purpose with five senses, achievable, and that makes all people happy.  2) Admitting drinking non-alchol drink, because I might like soda feeling.  3) Imagine bad hangover feeling and remember it with “anchor”.

自分を見つめる貴方の心に浮かぶものは?

昨日、あるイベントで友人達を「自撮り」で記録していました。

その私の姿を撮影してくださった友人が居らして、
自分がポケットに手を入れて撮影しているということに初めて気づきました。

「自分を離れて見つめる」と抽象的には良く使いますが、
画像や動画に撮られると、自分の客観視というのは恥ずかしいものです。

—–
普段の生活の中で、自分の立場だけではなく相手の立場から物事を
考えることは大切だと言われています。

知覚ポジション

NLPには「知覚ポジション」という考え方があります。

第一知覚ポジション=自分の視点
第二知覚ポジション=相手の視点
第三知覚ポジション=自分や相手でもない第三の視点

普通写真を撮る時は第一知覚ポジションとなります。自分の目からの映像です。
自撮りは少なくとも第二知覚ポジションになります。その相手も自分です(笑)

自分で自分自身を見つめる・・・総じて女性の自撮りが上手いのは、鏡を見慣れているからでしょうか?

そして、自分自身だけでなく、周囲の状況も入れる自撮りは
第三知覚ポジションに近くなります。

画像

私自身が「幽体離脱」して私と周囲、例えば友人達とを撮影するのです。

このときにとても周囲との関わりを意識せざるをえません。誰かが作った関係ではなく、
自分自身が関係性をも作らねばならないからです。
一般に自撮り画像の友人どおしが親密に見えるのは、撮影者と被撮影者の自分
が感情を意識するからでしょうか。

自撮りで難しいのは、カメラから視線を外すことです。
これはカメラが確認できないというだけではなく、視線を外したことが
写真として意図を凄く持ってしまうからです。

これについてはまた別の機会にゆずることにします。

“Position change” skill is very effective for thinking from other’s point.

The first position = myself
The second position = another person in front of meThe third position = other person who look the person and me

Selfee photo might be taken on the second position. I took myself.
If you enroll envirionment into your selfee photo, it’s the third position, and we have to consider the relation between others and me. That makes the selfee photo being very attractive.

壇蜜のウソがわかる「視線」

前回の壇蜜さんの記事が好評で、多くの反響をいただきました。
残念ながら壇蜜さんご本人からはありませんが(笑)。

今回は、同じインタビューでも、質問が違う二本を比較しましょう。
「ウソ」なんてタイトルに書いてしまいましたが、逆に彼女がとても素直な方だと言うのがよく分かります。

今回は視線に注目しましょう。NLPで「視線解析」と言われているテクニックです。

“壇蜜のウソがわかる「視線」”の続きを読む

壇蜜を口説くならここ!(キャリブレーション、ペーシング)

(Brief English article is downward)昨年末に、偶然に壇蜜さんのBlogを読んでしまってから彼女にハマってます

女性に人気があるのもよくわかります。

妖艶な姿が印象的ですが、実は言葉の魔術師です。youtubeでもそれはわかります。

さて、そんな壇蜜さんと将来共演した時にラポール(共感、信頼)がとれるよう正月の大半の時間を費やしてシミュレーションを繰り返しています(笑)。

キャリブレーション(Calibration)

今日の題材は壇蜜さんのyoutube映像です。「壇蜜インタビュー #3【蜜談】女性の幸せについて」

よく観察してみましょう。

彼女がどういう言葉を使うか、目はどのように動くか、特徴的なしぐさは何か?

言葉や目の動きについてはまた別の機会にゆずりましょう。もっと簡単に心を開いてもらう方法があります

彼女は、このムービーの中で、すくなくとも14秒、18秒、24秒、33秒、41秒、55秒の時点で息を吸っています。実際に目の前にいらしたら、もっと細かく呼吸がわかると思います。
昔から「息が合う友人」といった言葉があるように、呼吸のペースが合っている人は、「行動も同じ」=「考え方も同じ」というお互いの共通項を認めやすいパターンになる1つです。

心地よい会話の時は、飲み物を飲んだりするタイミングがそろったりと、呼吸に関係する行為がそろっているのを経験している方も多いかと思います。

ペーシング (Pacing)

ペーシングという技術があります。文字通り相手のペースに寄り添う技術です。

胸元や肩を見てペーシング

呼吸を相手に合わせます。一致させるのに夢中になると、相手の胸元ばかりを見てしまうので注意です(笑)。

相手が息を吸った瞬間に自然に吸えば、人間の呼吸数はあまり変わらないので、あとは大体合ってきます。

身体の姿勢を見てペーシング

人間は、通常身体をのけぞらした時は、息を吸います。逆に身体を前屈みにする時には息を吐きます。その逆はやりにくいです。実際にやってみてください。

つまり、相手が身体をそらした時に、自分も息を吸えば、大体呼吸のリズムはそろいます。

呼吸合わせをすると、相手が落ち着いて話すようになる変化を感じられると思います。

さぁ、そこを入口に心を開いてもらってください。

Calibration and Pacing are very important NLP technique.
At this time I watched the lady’s breath on youtube, that means the same timing of both person’s breath easily build good relation each other, that is one of the first contact points for communication.

「自撮り」した人達が急に親密度が増す3つの理由

(Brief English article is downward)
今日はランニングをしながら、いろいろな神社をまわりました。

随分と「自撮り」をしている人たちが増えましたね。いいことです。私見ですが(笑)。

一緒に「自撮り」で写った人どおしはSNSなどでつながり、親密度が増すことが多いようです。お互いにコメントし合ったりできますからね。

しかし、実は『「自撮り」で一緒に写った』というだけで心理学的には親密度はものすごく高くなっていると思われるのです。

1.  同じ行為の共有(ミラーリング/マッチング)

前回の話とダブります。人は自分と同じ行為や背景を持つ人を「同質」とみて、心を開く傾向があります。一緒にカメラに写る、そして同じようなポーズをとる、協力し合うのは最高のラポール(相手との信頼・受け入れ)を引き出します。

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自撮りでの最高のマッチング(笑)

2.  ペーシング

実は、自撮りで2人が入ってシャッターを切るのは、呼吸を合わせないと難しいです。
「呼吸を合わせる」という行為は実は、とても相手との親密度が上がる方法なのです。「ペーシング」と言われる技術の1つです。これについては、次回詳しく書きます。

3.  認知的不協和

認知的不協和 http://goo.gl/ZbScjs
は、例えば「プライベートなことを先に明かすと、相手も『こちらも話さなきゃ悪いな』と思ってうちあけ始める、そうしているうちに『個人的なことを話しているのだから私はこの人を信頼しているんだな』という思いが相手に芽生える」(※1)みたいなことです。

認識と行為のズレを、うまく埋めようとする心理です。

カメラに一緒に入るために努力し、撮影者に近づいた親密に見える写真を見ると、相手の方には、少なからずこの感情が宿っていることは想像に難くありません。

親密度を増したいなら自撮りです。活用ください。

※1 一瞬でYESを引き出す心理戦略 Daigo著  ダイヤモンド社

そのようなコミュニケーションのノウハウを入れた「自撮り」セミナーを1/29に開催します。
「「自撮り」が格段に上手になるNLPコミュニケーション」http://kokucheese.com/event/index/137795/ (こくちーず)

懇親会付き3000円です。是非楽しんでいってください!

“Selfee”, that is take a photo by myself has at least three psychological benefit for communication.
1. Mirroring/Matching tequnique
Working together for picture
2. Pacing
Working together with their body movement, breeze etc. same.
3. cognitive dissonance
Once taking a friendly picture, people starts thinking good relation leads this photo.