ふと相手の表情が変わる時
(English contents are at the end of this article)
気のおけない友人との会話は楽しいものです。
しかし、普通に会話をしていてもふと、相手の表情の変化に気づくことがあります。
ん?あれ?いつもと違う・・・
多くの人が取るそこからの行動は2つにわかれます。
- そのまま気にせず話を進める
- 気まずさを感じて、話をごまかす
表情の変化っていったい何なのでしょう? 視線の変化、呼吸の変化、体の緊張感、姿勢の変化・・・いろいろな変化は相手の考え方や気持ちの変化に密接に関係しています。
どうしたらいいんだろう?
ラポールを取るとは?
心理学用語でお互いに信頼している関係性を表す言葉で「ラポール」という表現があります。
ラポール (rapport) とは臨床心理学の用語で、セラピストとクライエントとの間の心的状態を表す。
もとは、オーストリアの精神科医フランツ・アントン・メスメルが「動物磁気」に感応したクライエントとの間に生じた関係を表現するために用いた語である。その後、セラピストとクライエントの間に、相互を信頼し合い、安心して自由に振る舞ったり感情の交流を行える関係が成立している状態を表す語として用いられるようになった。カウンセリングや心理療法をどのような立場から行う場合であっても、ラポールは共通した基本的な前提条件として重視されている。(Wikipediaより)
コミュニケーションが円滑に進むためにはラポールが形成されていることが必須です。
ではどうやったらラポールが築けるのでしょうか?
何を考えているのか?
どうしたいのか?
どうしてあげたらいいのか?
コミュニケーションの大原則
正常な、というか気持ち良いコミュニケーションのフローは下図のようになります。
ラポール形成までには多くのプロセスがありますね。これらは初対面の人間関係構築だけではなく、会話ごとに常に変化しているものなのです。
例えば仲良しの友人と一緒にランチする提案をする会話でも、このフローは必要です。
そしてその中でもまず直面するのが最初の「キャリブレーション」です。「観察」「調整」とも訳されますが、もっと簡単に言えば「顔色をうかがう」です(笑)
「顔色の変化」に関して、どう対応して、ラポール形成して、目的の会話とするか。
次回からはこのフローの詳細についてまとめていきます。
Sometimes we notice person’s change, slightly change when we are talking.
Eye contact, some body movement, breath, etc.
there are two choices
– Don’t worry, I just talk
– I feel something strange, so I quit this topic and change other topics.
The ability of finding or noticing the slightly change of persons you are talking is really important for communication.
There is an important process for communication.
calibration -> pacing -> keep rapport -> leading
It means
– checking the people/topics/information carefully (calibration)
– try to have a communication somehow(pacing)
– getting relationship between two
– leading others for your purpose
Noticing others change is calibration stage.
I’ll write down this calibration stage in detail to next.
“相手の変化に気づくこと Notice other’s slightly change on their attitude” への 4 件のフィードバック