何故、「能力開発セミナー」は現場で生かせないのか

なぜ日本に根付かないのだろう?

「人生を思うがまま」に生きるために、いろいろな本が出版されています。

日に日にその数と売れ行きも増えているそうです。

しかし、多くの方が思うがままに生きられていないと感じているのではないでしょうか?
そういう本やセミナーによって情報を得た方もどうでしょう?しっくりとそれを実行できていますか?

 

 

NLPというコミュニケーション心理学を通じてノウハウの提供側に居る私も、うまく行く人といかない人が二極化している感がぬぐえません。

もちろん大半がうまくいかない部類です。

 

「そういうもんだよ」という意見もありますが、私ども提供者側としては「定着率」を上げていきたいものです。

宗教観が関係?

NLPをはじめ多くの手法は海外からの輸入です。

先日もベストセラーとなった「ザ・シークレット」を読んでいて、ふと、これって聖書の内容の実践編だと気がついたのです。
聖職者の方にも聞いてみて、一笑に伏されました。「そうですよ」 笑

ザ・シークレットでは
1.宇宙にお願いする。
2.自分の手の中にそれがある。見えないものを信じきる。
3.それを受け取る
という段階を経ます。

全く、「宇宙」を「神」に変えたら日々のお祈りと同じです。

何か習慣になっているのか?

行動で一番重要なのは、習慣化と言われています。完全に信じきって習慣化している宗教観の上に行動規範がのれば、そりゃ強いでしょう。

日本での問題点

日本は”宗教嫌い”の国と言われています。「それ宗教みたい 笑」というからかいがあるほどですから。

だから、いきなり輸入型の成功哲学をやろうとすると、習慣化されていない土壌にHow toだけが乗ってしまいます。
例えれば、泥地に高層ビルを建てるようなものです。高層ビルを建てるのに熱心になればなるほど傾いてゆく・・・

さてどうしたらいいかは、いろいろなアイディアがあります。次回以降に。

まずは問題点を意識するだけでも違うでしょうね。