同じことを話しても「好き」と「嫌い」に分かれるカラクリ

五感のどこにヒットするのか

東京の西新宿で毎週金曜日7:40から1時間ほど「コミュニケーション朝活」というものをやっています。

NLPを中心に、他の心理学の要素も加えて一般に良く起こるコミュニケーションの問題の解決手法を皆で学びます。

前回は人間の五感と、その活用についてセッションしました。そして人間はそれぞれ得意としている感覚が異なります。イメージで考える/音に敏感/匂いに敏感・・・・などなど

その感覚のズレに気づかないと、一所懸命話すほど悲劇が加速します。

 

五感

視覚、聴覚、身体感覚(嗅覚、味覚、触覚)を五感と言います。()内をまとめて大きく三つの感覚ということもあります。

1.視覚優位な人

いろいろな物事をビジュアルで捉える人です。例えば「夏の海を表現してください」というと

・キラキラした波
・白い砂浜
・青い空と白い雲

という感じで表現する方です。ビジュアル表現が多いですね。女性に多いタイプかもしれません。

 

2.聴覚優位な人

「夏の海を表現してください」というと

・潮騒の音
・カモメの鳴き声
・海水浴客の歓声

という感じで表現される方です。音や話の内容ということで物事を判断します。

 

3.身体感覚優位な人

「夏の海を表現してください」というと

・潮の香り
・足裏に感じる焼けた砂
・海の水のしょっぱさ

という感じで表現される方です。身体感覚で物事を判断されます。

もちろん、話の内容や、状況によって、優位な感覚が変わることがあります。

 

感覚がズレている悲劇

女性がショップで洋服を選んでいるシーンを想像してください。

鏡の前で、女性が服の一部を身体にあててみています。

この女性は明らかに色を見ていますね。

 

この時
この服は、とても着ごこちがいいんですよ!
この服は、とても評判がいいんですよ!
なんて話したらアウトです。それぞれ身体感覚と聴覚に響く言葉だからです。「この店員は私の気持ちを察してない。無理矢理売ろうとしているに違いない」です。

○ どんなお色をお探しですか?
と、視覚に訴えてください。
貴方は彼女の心を捉え、コンサルタントのような状態になれるでしょう!

 

いかがでしょう?

五感についてはまだまだ活用方法は沢山あります。また別の機会に!


写真-13_Fotor

We have “The five senses” and receive informations around us through them, and people are tend to one sense is stronger than others.

If someone talk or have presentation to others (like customer) with different superiority sense, customer is not understand what you want to say but also feel bad on your talk.

 

 


コミュニケーションに関する「朝活」勉強会をやっています。
https://www.street-academy.com/myclass/5300