「褒める」ことへの誤解
(English summery is at the bottom)
たまたまコミュニケーションを仕事とする方とのやりとり、そして自分の仕事のミーティングで「褒める」ことの難しさという話になりました。
「褒める」ことに関しての勘違いで苦しんでいる方が多いようなので書きました。
褒めると誉める
漢字としての違いは以下に説明があります。
https://chigai-allguide.com/褒めると誉める/
一般に「ほめる」は「お世辞」と考える人が非常に多いです。
上記URLにもあるように1つは「(良いと)評価する」という側面があります。
評価するということが失礼にあたるということもあるようですが、
- 変化に気づいた
- 他とは違う特徴
- その人として珍しいことをした
なんてことを口にして出してあげる。
程度に考えると、「相手への関心」となります。
人は、関心を持ってくれることを好みます。
「話題が続かない人への3つのヒント」
にも書きました。
そして「ほめる」のもう一つの勘違い
褒める・誉めると、「そうなりたい」と思わなきゃいけないという感情がある方が多いようだということもわかりました。
どういう事かというと、
「あなたの(染めた)髪色綺麗ね!」
「カッコいいバッグだねー!」
と、言うことと
「私もその色に染めたい」
「そのバッグ私も買いたい」
が心の中でごっちゃになっている人が相当数いるようだということです。
人と自分は違います。他人の変化や似合うことが自分に当てはまるとはかぎりません。
褒める効能
現代は「評価経済」が動いていると言われています。
facebookやinstagramの「いいね!」、twitterのフォロワーなリツイートなど、社会の縮図がデジタル化する中で非常に「他人にどのように評価されているのか」が気になっています。
評価経済に関しては「お金2.0」に非常に詳しく出ているとともに
岡田斗司夫氏の2011年に発刊されたこの本にも明確に書かれています。
評価をしてくれる人とのラポール形成は早いです。
そのあたりは「人から認められることが最重要の時代かもしれない」に詳しくあります。
Praise is sometimes misunderstood. I mean everyone who praise other person is (or should be) “paying attention to you and express it”.
But many people think once someone praise other person, he/she should be like that.
No, Praise is just notice other person’s good points or changing points.
Praising someone is the best way to keep rapport, and this mechanism is written in this article.