それは脳の働きにあった!
(English abstracts is written at the bottom of this article)
仕事をしていて、「最後はなぜか紙に印刷してチェックするよねー」という話題になりました。実はPCなどのディスプレイで文章などをチェックするのと印刷物でチェックするのは、脳の働きが違うということを知っており、盛り上がりました。
いったい何故でしょう?
私はこのBlog記事を知っていました。
一言でまとめると、ディスプレイの光(透過光)によって文字が目に入る場合と、環境の光の反射(反射光)によって文字が目に入るときには、脳の働きが
- 透過光→全体的なパターンを把握し、くつろぎモード
- 反射光→細かく分析的になり、批判モード
になるので、印刷して反射光で見た方が誤字脱字に気づきやすいということです。
なるほど、おもしろいですね!
脳は空白を埋めたがる
「くつろぎモード」「分析モード」の切り替えにより
- まずは全体を把握すればいいんだ!
- 何があるか1つ1つ検証だ!
と脳の働きが変わるとアウトプットが変化してしまうのは、なにも光の影響だけではありません。
「思い込み」や、ちょっとした言葉の使い方によっても得られる結果は真逆になることがよくあります。「それって言い訳じゃない?」という記事にも書いています。
例えば、「私は多くの人から好かれている」と思っている人は、目の前の方の笑顔を「私を受け入れてくれたサイン」と思うでしょう。
逆に「私は多くの人から嫌われやすい」と思っている人は、目の前の方の笑顔を「嘲笑、なにか裏がある」と読むかもしれません。
人は考えていた通りのことが目の前で起こることが快感です。
たとえそれが一般的にはネガティブなことであってもです。
「ほら、思った通りだった!」ですから。
脳は五感を通じて得た情報を、自分のボキャブラリ(辞書)や過去の経験、こうあって欲しいという思い込みによって解釈に変えます。
状況を空白のままにしておくことを良しとせず、空白を埋めたがるのです。
どういう心の状況で対象を観察するかによって結果がまるっきり違ってしまう。
まさに、ナポレオンヒルの成功哲学の「思考は現実化する」のメカニズムの1つです。
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We often find typos not on computer display but copy (printed media).
This Blog describes (Japanese).
In brief, the difference of light environment reaching to our eyes, transmitted light or reflected light selects our brain’s function.
This kind of function change occurs what we thought like pre judgement.
We interpret the world with our belief.