褒め言葉のつもりが・・・
(English abstracts is written at the bottom of this article)
昨日、ふらっと知人が経営するイタリアンダイニングにビール飲みに立ち寄りました。
常連さんで混み合う店内が、時間とともに終電近くには私を含めて3人となりました。内、お二人は同じ会社で働かれている20歳台と30歳台の男性。どうやら20歳台の男性は、社長の息子さんで、跡取りが約束されている模様・・・
お互い、時々お店で見かけた顔ということもあり、初めてお二人とお話しました。
“次期社長”の彼は、多分多くの方に「次期社長ってすごいですね!」とか「うらやましいです!」とか言われてきたのでしょうね。
しきりに「僕は全然ダメなんです、バカなんです」と自虐とも、謙遜とも、向上心の表れとも聞こえる言葉を話されていました。
褒めたつもりが・・・
私には少し、彼の悩み、どういう未来を描いたらいいのかわからない風がわかります。
実は私の祖父は、水泳でオリンピックに出ています。
3歳のころの自分です。かわいいでしょ!(笑)
右が当時多分60歳くらいの祖父です。この写真ではあまり似てないけど、実際には当時から似ている部分も多かったのです。
祖父と一緒に出かけると、みなさんが「そっくりですね!」「将来が楽しみですね!」と言ってくださいました。小学生のころから、それがとっても人生のプレッシャーとなりました。「祖父を越えなくてはいけない」という思い込みに変わっていってしまったのです。
結果、私は水泳嫌いになりました。比較の土俵に居たくなかったわけです。
もちろん「孫の役目」として学校内水泳授業では上位にいましたし、海で2kmくらいクロールで泳ぐなどなんでもなかったのですが、一生懸命に水泳に取り組むことを避けて、反対の陸上競技に行きました。
祖父の周囲のみなさんは、本当に賞賛の意味で「そっくりですね」と言ってくださったのだと思います。今になって、ちゃんと水泳やっておけばよかったなとも思います。
前述の「次期社長」もそういう思いでいらっしゃるのかなと、そんな話をしていました。
本当に言葉は受け取り手の感じ方が全てというエピソードでした。
褒め言葉が、実は、相手の人生をも狂わせる可能性があることを、多くの方に知ってほしいと思います。
そしてもちろん賞賛したい時もあります。
実は、褒め方にも方法がある
心から賞賛したい気持ちがある場合でも、実は相手のタイプによってきちんと伝わる褒め方があるのです。
次回からそんなことを書いてみようと思います!
————————–
心を開き、真意が伝わるコミュニケーションを勉強してみませんか?
https://www.street-academy.com/myclass/5300
より日常にNLPを活用できる無料メルマガがおかげさまで大好評です!
「即!現場で使える!実践心理学コミュニケーション
—–
Communications really depends on how a person receives information from others.
If someone want to explain praise to another, select words and calibration to another person if he/she receives your message as you want.
You must know sometimes others receive your message as opposite information, like pressure, Irony or something.