面白い本を見つけました。
「売れる人の法則」伊東泰司著
クロスメディア・パブリッシングISBN-10: 4844374281
米国NLP協会認定トレーナーの筆者が、様々な脳科学の情報とともに、セールス対象のなる人との会話や、自分自身そして組織メンバーの行動力をアップする方法について書いています。
これが実に腑に落ちる内容で面白いです。脳の中の特に4つの部位の働きを考えながら目標を立てたり(立ててあげたり)、行動をおこしたり(行動させたり)すると効果的であるという章が特に我が意を得たりという部分でした。
扁桃体について
面白かったのは扁桃体の働きについて。
大脳辺縁系(海馬・扁桃体など)は、“情動脳”とも呼ばれ、感情を司る脳として知られています。つまり、匂いの情報を処理する場所と、感情を司る場所が同じ大脳辺縁系なので、「匂いによって記憶や感情が呼び覚まされる」というようなことが起こる
(http://matome.naver.jp/odai/2138634679466635801)
以前に娘とのLINEでもこんなやりとりがありました。
扁桃体はここにあります。
扁桃体の位置
「アロマの香りで落ち着く」というのも納得できますし、「香りを工夫して記憶力アップ!」みたいな形で、香りと様々な学習というのは今後一層盛んになるとおもいます。
そして記憶や情動に関して非常に扁桃体がキーを握っていること、ということに興味を惹かれました。
著者の伊東さんもおっしゃっているのですが、人が行動を動かすキーは「扁桃体をプルプルと震わせる」ことだそうです。これはどういうことかというと、頭で「理解」しているだけでは人間は行動しないということ。
五感で捉えた情報によって、出来事、これはすでに起きていることもこれから起こることもリアルに感じとって、そこに感情を乗せることが、明確な記憶を作り、「やる気スイッチ」である脳の他の部位に働きかける秘訣だとわかりました。
この内容は具体的に仕事に使っていこうとおもいます。
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A Part of the brain named amygdala controls human’s smells, memories, and emotions.
That’s really important to one’s motivation to act.