話し方の「クセ」を盗め!

無くて七癖

人と話をしている時、ふと相手のクセに気づくことがあります。話し方、髪をかきあげる仕草、話始めるときの「儀式」など。

例えば、話し方であれば

  • 話の最初に「えー」と入れる
  • 「あるあるー」など相槌をよく入れる
  • 「でも」など否定形をよく最初に使う
  • 語尾に「感じる」と入れて和らげる
  • 「〜という形」「〜みたいな」で話をまとめる

仕草であれば、

  • 髪をかきあげる
  • 口元を触る
  • 手にペンを持って話す
  • 口元を締めてから自分の意見を言う

などなど。

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ラポール(良い人間関係)を構築するときに有効なのは2人の間の共通性であるという記事を書きました

よくある共通性は出身地、仕事、趣味。
そこにおうむ返しなどで聴覚の共通性を入れるという内容でした。

そして、加えて強力なのは、相手の頻繁に使う言葉やしぐさを、自分が言いたいことに混ぜることです。

共通性の構築

これはちょっと練習が必要です。自分自身のクセを抜いた話し方になるからです。是非何気ない友人との会話や食事のときに練習してください。

まずは、その方が頻繁に使う接続詞、文を終わるときの言葉を真似てください。次は、驚きや感謝のときに使われる言葉を真似てください。

それ以外の言葉を使うときよりも、相手の方の反応が違うことを確認してみてください。表情、目、呼吸などです。「わかってくれたなー」という感じになっていると思います。

次に、相手の方の、動きのクセを真似てみてください。ペンの持ちかた、会話に入る前の表情。などです。簡単なのは、うなづき方を真似ることです。

NLPでは「ミラーリング」として紹介されている技術です。

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「即!現場で使える!実践心理学コミュニケーション」

投稿者: Toshihiko Kobayashi

20数年間、コンピュータソフトの世界で技術者やマーケティングをしていました。   独立後、「コミュニケーションもテクノロジーである」と米国NLP協会の認定トレーナー資格を取り、SNSなども含めた人間のコミュニケーションの改善に取り組んでいます。   誰でも取り組めるNLP(神経言語プログラミング/コミュニケーション心理学)を日常、そしてビジネスに役立てていただきたいと思っています。   このBlogでは、日々のコミュニケーションの中から、いろいろなトピックを抽出するとともに、本やセミナーなどの紹介をしていければと思っています。 I have been working in IT engineer area for more than 20 years, and found that "Communication" is also a technology for people.    I acquired NLP(Neuro Linguistic Programing) Trainer license in 2012, and improve everyone's communication.

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