無くて七癖
人と話をしている時、ふと相手のクセに気づくことがあります。話し方、髪をかきあげる仕草、話始めるときの「儀式」など。
例えば、話し方であれば
- 話の最初に「えー」と入れる
- 「あるあるー」など相槌をよく入れる
- 「でも」など否定形をよく最初に使う
- 語尾に「感じる」と入れて和らげる
- 「〜という形」「〜みたいな」で話をまとめる
仕草であれば、
- 髪をかきあげる
- 口元を触る
- 手にペンを持って話す
- 口元を締めてから自分の意見を言う
などなど。
ラポール(良い人間関係)を構築するときに有効なのは2人の間の共通性であるという記事を書きました。
よくある共通性は出身地、仕事、趣味。
そこにおうむ返しなどで聴覚の共通性を入れるという内容でした。
そして、加えて強力なのは、相手の頻繁に使う言葉やしぐさを、自分が言いたいことに混ぜることです。
共通性の構築
これはちょっと練習が必要です。自分自身のクセを抜いた話し方になるからです。是非何気ない友人との会話や食事のときに練習してください。
まずは、その方が頻繁に使う接続詞、文を終わるときの言葉を真似てください。次は、驚きや感謝のときに使われる言葉を真似てください。
それ以外の言葉を使うときよりも、相手の方の反応が違うことを確認してみてください。表情、目、呼吸などです。「わかってくれたなー」という感じになっていると思います。
次に、相手の方の、動きのクセを真似てみてください。ペンの持ちかた、会話に入る前の表情。などです。簡単なのは、うなづき方を真似ることです。
NLPでは「ミラーリング」として紹介されている技術です。
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