人には大きく2つのタイプがあります
(The last of the sentence includes the English abstract)
前回のBlogで、人の心を動かすにはストーリーを語ると良いと書きました。
ところが、ストーリーを語ると嫌がられるところがあります!
例えば職場の上司に状況を報告するような時。
失敗の説明
引き継ぎの連絡事項
つまり、「職場」といわれる中での会話の多くは事務的に判断材料が出てくることが望まれます。
ところが、いつも「結論は!?」と促されていたり、相手のイライラ顔を見ては、マズイなーと感じていてもどうすることもできない方。もしや貴方ですか?
オプション型とプロセス型
NLPにはメタプログラムという、人のフィルターの分類があります。
仕事に関しても
- 選択肢が沢山あって、好きなことを選べる方がやりがいが出るという方
- 手順ややり方が決まっていて、きちんとそれをこなしていきたいという方
2つに大別することができます。
選択肢好きの前者は「オプション型」と呼ばれ、手順好きの後者は「プロセス型」と呼ばれます。
どちらが良いとか悪いとかはありません。一般にオプション型は独立して自分で好きに仕事をやったり、日々の変化が激しい仕事を望む傾向があり、プロセス型は検査業務や金融業務など手順がある程度明確化されているものを好む傾向があると言われています。
そして、同じ人であっても仕事や遊びといった状況が変わることでこの2つが切り替わることもあります。仕事は選択の幅が広い方が好きだけど、好きなことは手順があった方がいいみたいな(これは小林自身です)
会話の特徴
さて、表題となっている職場での会話。タイプの違いで、相手をイライラさせてしまうことは多いようです。
一般にオプション型は、要点をかいつまんで話すタイプです。どちらかといえば「上司報告」向きです。
そしてプロセス型は、商談などの流れを順にストーリーで話すタイプです。どちらかといえばプロセス型は「上司報告」には向かず、上司をイライラさせてしまうタイプかもしれません。
じゃぁオプション型がいいんじゃない!?
ここからは私の経験や考えなども入れて書きます。
「報告は、結論から、要点を」とビジネスの本にはよく書いてあります。そう見ると会社員ってオプション型ばかり優遇されるじゃない!という方もいらっしゃるかと思います。
ところが、オプション型報告の盲点は、報告者の様々なフィルターが入って状況が断片で報告されることだと感じています。例えば「売れそうにない」という商談報告も、実際の状況を別の方が見れば「売れる」商談かもしれません。
逆に、プロセス型報告を聞いていると、「そこどうなっているんだろう?」と報告者への質問が浮かんで来やすいのです。つまり状況がイメージで浮かびやすい。
うまくタイプの折衷ができればいいのですが・・・
プロセス型上司にはプロセス型報告?
時間軸で物事を話したり、定型的なテンプレートに従って話すことが好きな上司の方であれば、「Yes, プロセス型の順を追った報告ですね!」と思います。
しかし、上司というものは、常に判断材料を探しているもの。上司報告というのが、あくまでも判断材料提供の1つであれば、プロセス型上司にも、内容をかいつまんで話すオプション型報告が受けるかもしれませんね。
いずれにせよ、話相手のキャリブレーションは大切です。
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There are two communication types, “Option type” and “Process type”.
Option type prefers selectable, a lot of choice in work, otherwise Process type prefers typical, template processing work.
In many cases, the reports are welcomed as Option type, but the balance and calibration to the person you are talking to are very important.
“「結論から報告して!!」と怒られたことありません? Reports shold be talked from the result?” への 1 件のフィードバック